自分達のどちらかが亡くなった後について話し合ってました。
今、日本の四割の人達はお墓を持たない選択をしています。
墓じまいなどもしていく必要があります。

父の時には私達は無知でした。
病院から「今すぐに葬儀屋さんを決めてください」と言われ、家族葬にしてはしっかりお金のかかった弔いでした。町で一番立派で高いセレモニーホールでした。家族葬に使うような葬儀ではありませんでした。

父の死で学んだことはいくつかあります。

私達はお互いのどちらかが先に亡くなった時は葬儀も葬儀屋さんを立てずに家族だけの本当の家族葬にしよう、と。お墓も戒名もなしで、と。

私は妹を悲しませたくないので妹を看取ってあげてからでないと死ねないとずっと思っています。

楽しい話題ではないけれど、こういうことは元気なうちに話し合っておいたほうがいいからね、と。

大切にしていきたいのはお互いの気持ちの中の思い出。
だから父さんのように、認知症でその大切な記憶が壊れてしまうのは防ぎたいです。