七輪お姉さん

日々のつぶやき

今日は母と二人で

父の面会に行ってきました。
まだ父は母と私のことを覚えていました。
帰りたい、会いに来てくれて嬉しい、と、私の手を握りながら泣こうとしていました。


病院では出された食事を半分くらい食べているそうです。
夜間に動き回っているそうです、その為、強めの眠剤を今夜から服用させてみるそうです。


父は入院前よりも更にやつれていました。
骨と皮だけです。顔の肉がまったくなくなっていました。


自宅に居た時よりも食べていてあそこまでやつれているというのが、人の見えないところで吐き出しているからなのか、栄養を体が吸収できなくなっているからなのか、どちらなのかはわかりません。


父は、病院では色々食べ物を出してくれる、親切な人もいる、でも帰りたい、我が家に帰りたい、おまえのいうことをなんでもきくから戻りたい、と悲しそうに言いました。


いつまでそんな風に悲しまなければいけないんだろう。
まだ父を解放してくれないんだろうか、神様は。
いくら父が何十年も浮気して母さんを悲しませてきたとしても、その罰がこんなに重いのはかわいそうだと思うから。