七輪お姉さん

日々のつぶやき

今夜の仕事で今週のお仕事は終わり。

今日は「速記記念日」だそうです。


先週の木曜の夜勤の時にカスタマーハラスメントが起きました。時刻は深夜1時過ぎでした。フロントのベルを連打して鳴らすお客様に「お静かに」と一言お願いしたところ、酔っている二人の男性、年齢は五十代後半、一人は一時期出禁になっていた男性、もう一人はその男性が予約してきた同じ会社の人なので上司かもしれません、この二人が突然怒鳴ってきました。「おまえ!! なんだその態度は! 客に向かってうるせぇってなんなんだよ! 客を待たせて謝りもしないのか!! 謝れよ! おまえ!!」


私は驚きました。いくら酔っているとは言え、男二人で女性従業員一人に深夜に怒鳴り続けてくるのです。


上司と思われる男性は「その監視カメラ、音声も入るのか?」「いいえ、この監視カメラは映像だけを記録します」するとその男性はひどいことを言い始めました。その内容についてはあまりにも人としてありえないので伏せさせていただきます。


「俺は頭にきたんだ。警察を呼んでやるからな」
「それでお客様のお気持ちが済むのでしたら、どうぞお呼びください」
「いや、やめた。社長だ。社長を呼べ。今すぐ社長を呼べ! 社員教育をちゃんとしろって話してやる! おまえのことを言ってやる!」


私はここでミスしました。社長に内線をかけて呼んでしまいました。これは私のミスです。このような場合、責任者を決して出してはいけません。彼らの要求は不当なものであり、強要罪という犯罪なのです。次回からは警備会社を呼びます。


自分よりも体の大きな酔った男性二人で女性一人を囲んで怒鳴るという行為だけでもoutなのです。怖がっていてはいけませんでした。


社長に頭を下げさせてしまいました、私の誤った判断のせいで。


彼らが自分の要求を認めさせたことでゴキゲンになって部屋に戻っていった後、社長は「よく反論しないで耐えた。わかっている。ちゃんとわかっている。あまり自分を責めるな。ああいう人達はぶちまけたいだけなんだ。俺も色んなことがあった。土下座したこともある。自分を責めないように、な。」と話しました。私は涙が止まりませんでした。