七輪お姉さん

日々のつぶやき

具合の悪さが盛り沢山に

鼻水が止まりません 喉が痛すぎます 声がガラガラです お腹痛いし壊してます


父さん、まだ私を連れていかないで、笑


今日は母を送った帰り、車を運転しながら家の近くから号泣しちゃって。
父さん、ありがと、父さん、ごめんね、ごめんねって言いながら大泣きしてました。


「死にたくない、おまえから離れたくない」と毎晩泣いた父にとって最後の入院生活がどんなに寂しかっただろう、私に会いたかっただろう、そんなこんなを思ったらもう気持ちが暴走しちゃいました。


毎日必死で、余裕がなくて。なんにも父さんにしてあげられなかった、ごめんねって。
父さんはいつも寒がってましたから。夏でも防寒着なしでいられませんでした。だから今の家のように、父さんの部屋に寒さ対策をもっとしてあげたらよかったね、って。


周辺症状の出た時には私を罵りましたし殴りかかってきましたけれど。
そうではない時の父は、私が不出来な娘でもなんにも責めたりしませんでした。私のことを心配してました。雪かきしていた時に私が倒れこんだ時も私の名前を呼びながら走ってきました。色んなことをできなくなっていても、仕事から帰ってくる私を心配して広過ぎる敷地を丁寧に雪かきしてくれてました。


父は何十年も愛人とその子供達との腐れ縁を切らずにいましたが。亡くなるまでの数年間は、私達家族のところに戻ったのですよね。母と妹は父を許せない気持ちをなくせずにいますが、私は父が極楽浄土で幸せでいてほしいといつも父に話しかけます。だから、今日のごめんねの半分は、泣いてごめんね、でした。


父はよく、私の泣き声が聞こえた気がして仕事中いるはずのないおまえの姿を探す時があったとか、小さな私がおとうさああんって呼ぶ声が聞こえて目が覚めた(昏睡から)と話していました。私が父が死んでしまうと心配して泣いた時にも「なかないの。なかないの。」と私に優しく言いました。
だから、泣いてしまってごめんね、と。


認知症の人を叱らないであげて、というの、私もいつも思います。
もうじき、手の届かない場所にいってしまうのだから。
叱らないであげて。優しくしてあげて。そう、思います。