七輪お姉さん

日々のつぶやき

自分の心の一部分を殺します

昨日はずっと忙しかったので何も思う余裕がありませんでした。


今日は合間、合間、落ち着ける時間がありました。
車の中で、一人になる時、父さんのことを思い出したら胸がズキズキ、痛いんです。
涙が溢れそうになるんです。でもわからないんです。
なんで痛くて、なんで涙が出てこようとするのか、なぜなのかわからないんです。
私はおかしいんだろうか? って。


そして、思ったんです。
私は自分をコントロールできなければいけない。
母や妹の前で絶対に泣いてはいけない。悲しそうに見せてはいけない。
私は自分の心を押し殺すのは慣れてる。殺さなきゃいけない。


理由はいくつもある。
その中で一番の理由をわかっている。


去年、妹から初めて知ったこと。
ずっと天才扱いされて、抜きん出て優秀だった妹。
そういう妹にとって生まれて初めての挫折の原因は、私だったこと。
私には最愛の犬がいました。
そのコが亡くなった時のペットロスが一番ひどかった。
私は泣くしかできなくなって、食べることもできなくなって、いつも泣いてばかりでいるうちに話せなくなりました。声が出なくなりました。
妹はその時、側に居て、どんなに癒やしてあげたいと思ってもどうすることもできない、という、生まれて初めての挫折だった、と初めて私に話してくれました。


父を嫌うようになった妹の前で、泣いてはいけない。
私はまた妹を悲しませたくないんです。


強くなりたいな、って。思っています。
悲しませたくないんです。


私は子供なんかじゃないし。
自分をコントロールできていたいです。


明日は葬儀と火葬で忙しくて。
その後もしばらく色々な手続きで忙しく。
その忙しい間は、悲しくなるような余裕がないから良いのだけれど。