七輪お姉さん

日々のつぶやき

これから病院に行きますが

気持ちが進みません。


父は毎日痩せ細っています。
顔色も黒ずんできました。
それでも夜はずっと家の中を徘徊しています。
妹は昨夜徘徊している父の姿を見て怖かったと言いました。
「体は父親だけど、中身が何かに憑依されているようにしか見えなくて怖かった」と。


病院で、主治医の先生と何を話したらいいのかわかりません。
もう何も相談したいことがありません。
医者が何かをしてあげられる領域の外に、父が踏み込んでしまったから。


私は今はもう、父の安らかな最後だけを祈っています。


家族の限界が心配だから。