七輪お姉さん

日々のつぶやき

ナイスもしないで

父と自分を含めた家族の想いを辿るように、ブログだけ書いています。


昨日は結局、夜までずっと掃除をしていました。
私しかやれないです、母と妹は夕方にもう限界になっていました。
私のことを心配して手伝おうとしてくれる二人でしたが「あなた達の体のほうが心配だから、私はまだやれるから大丈夫だから、二人はもう無理に頑張らないで」とお風呂に入って体をもう休めるように"命令"しました(*´ω`*)


今朝も片付けをしています。


父には昨夜いつものように眠るまで側についていてあげました。
日中、意識がはっきりしないでぼんやりしていた父でした。
でも夜は、父親らしい父としての会話でした。
「明日はきれいな若い女の人が三人もきてくれるよ、楽しみだね^ ^」と言うと、父は「誰がきても、女の人でもどうでもいい」とらしくもない真面目なことを言うので「おお、そうかそうか! さゆが一番なんだもんなぁ!」と冗談を言ってふざけてみせると「そうだよ 俺はおまえがいるから生きてられているんだもの」とまだまじめに言うんで、私は笑いながら「こいつ〜 まだまだ口が上手だなぁ〜」と言いました。それでも父はまじめに「ほんとのことだ」と言うのでしばらく私は笑いが止まらないで笑っていました。


「俺はもう死んだことになったのか?」と何度か聞いてきました。
私は父に、私の声が聞こえているうちは生きてる、手があったかいうちはまだ生きていられる、死ぬのはなんにも聞こえなくなって見えなくなって急に誰もいなくなったみたいになってからって聞いてるよ、父さんはまだ生きてる、まだ生きていられる、と話しました。


父は、うん、うん、と頷きながら私の手をしっかり力を入れて握っていました。