家事をすべて済ませた後に、ゆっくりいつメン(いつものメンバー)のブログを訪問して楽しもうと思っていました。

できませんでした。

父が一晩中徘徊しました。
母が発狂しそうになりました。

父は眠剤を口から出したのだと思います。
飲んだ後に「口をすすぐ」と言って部屋を出た時に薬を口から出したのでしょう。
時々そういう失敗があります。
普通なら眠剤を飲んだ夜は朝五時くらいまでは眠ります。
失敗した時は昨夜のように一晩中家の中を徘徊して家族を不眠させます。

母は消化器系がとても丈夫なのですが、そういう母でも寝不足のせいで今日は下痢をしてしまったそうです。母はイライラしています。「こいつのせいであたしのほうが脳卒中になりそう」とキリキリしています。

父の命は残り少なくなりましたが、ここからが本当の正念場なのを感じています。
父独自のピンピンコロリになるとしても、寝たきりからのごく普通の老衰死となるにしても、ここからです。
家族をちゃんと守ってあげる、正念場に入りました。

暴力を振るって、暴れるような体力はもう父になくなっていますが、精神安定剤も口から出した時には母と怒鳴り合ったりしています。体にはもう元気はなくなっていても、気持ちのほうは元気なのでしょうね。

元々、父は穏やかなほうの認知症ではありませんでしたが。暴力性のある、手に負えないほうのタイプでしたから。

そちらのタイプはギリギリまで寝たきりにならないのかな?と、考えたりもします。

妹は今日、子供の頃からのお友達と一緒に映画を見に出かけました。
数日前に「行ってもいいのかな?　今回はよそうかな」と相談されたので「せっかくだから出かけておいで。まだ危篤に入っていないんだから出かけておいで」と話しました。