七輪お姉さん

日々のつぶやき

衰弱する父

昨日の夜は元気でした。
胸焼けがする、と訴えるので胃腸薬を買ってきて飲ませると安心したらしくて「今日はもう疲れたから寝る」と七時に寝ようとしました。
自分の部屋を忘れていたので階段までついていって、「手すりにしっかり捕まってゆっくり歩いていくんだよ」「二階が父さんの部屋だからね」と声をかけて見守りました。


一時間するといつものように降りてきたので、「まだ夜だから朝まで眠るほうがいいよ」と声をかけました。
「飯を食わせろ」と怒るのです。
「父さん。二回、うどんを作ってあげて、父さんは食べたよ」
「は?なにいってんのよ。俺は食べてない、腹が減った、飯にしろ」と言います。
「父さんは食べて、食べた後に胸焼けがして苦しいって言ったから胃腸薬を買いにいってきて、父さんに飲ませてあげた後父さんは寝るって言ったんだよ。」
父は怒ったまま「そんなにいうならもう寝る!」と部屋を出ていきました。


そして夜中に、三時に起きてきました。
いつも週末の夜はそんな風に眠れなくなっています。
何度も起きてきます。


でも、体は回復します、私は大丈夫です。
心のほうが痛いです。
妹は「このままだとお姉ちゃんがだめになる。もう今すぐ死んでほしい」と、私のことを心配するあまり険しい顔で言います。


今日は朝からずっと父は嗚咽しています。
ずっと台所で、うぇぇぇ、うえぇぇぇ、と口の中から唾液を吐き出しています。
バナナしか食べれないようになっています、また。
それでもそのバナナももうじき戻してしまうのかもしれない、と悲しくなります。
メイバランスや栄養ドリンクを買ってきて飲ませていますが。
次の診療予約は来月9日ですが、その時まで元気があるのか心配しています。