七輪お姉さん

日々のつぶやき

最近思う日記というもの

最近、日記を書こうかな、と思うことがあります。
未来の自分に宛てた手紙のように。


今の私は、こういうことができています、
未来の私は同じようにそれをできますか?
そんな風な日記を、未来の自分に向けて、毎日ではなく、ふとした時に書き残して、毎年、一年前の自分と同じようにできるのかを確かめる。


父の失認が進んでいます。
忘れることの他のことが進んでいくようになりました。


母が父に向けて「Jを部屋に繋いできて、ご飯の時間だから」と言った時に、父はJちゃんをまったく意識せず床に置いてある大きな醤油瓶を見ながら「これ?これをどうするの?」と言いました。


聞き間違え、ではなく、認知を失ってのことが毎日増えています。


今までとは違う、物の失くし方をします。
今までのはあまりにも頻繁なだけの、置き忘れ、でした。
今は違います。
何故そんなところに、そんなことを?という、理解のできない放置行為です。
何かをしようとした合間に忘れてしまった、というのではなくなってきました。


何かをしようとしても、すぐに自分が何をしようとしていたのかを思い出せない、そういうことが毎日数回になりました。
父は「あれ・・おれ、今、何をしようとしたんだ・・」と毎日不安そうにつぶやきます。


施設や病院に入れないで、この家で最後を迎えさせてあげたい。
そう願っています。