七輪お姉さん

日々のつぶやき

魔除けをしてあるのに

仮眠中、三度金縛りに合いました。謎です。
霊的なものと、私は思えないホラー映画より怖い経験でした。
「あれは霊じゃない」と思う何かが私の中にあります。


仮眠する前に変な音が聞こえていました。
サイレンに似ているけれど、とてもか細い、絹を裂いたような音。
今までに聞いたことのない、記憶の中にない音。


気のせいだということにして眠りました。


金縛り、何かの視線を感じるけれどそれでも私はこれは疲れのせいで体が緊張して動けないだけ、と思いながらお経を口走り続けてました。


三回目の時。
真っ青で、青白い顔の、でも顔の中身のない女が事務所の中にいました。
少しずつそれは私に近づいてきます。
ゆっくり近づくごとに、それの顔の中が歪みながら、顔の中身ができていきます。
最後、15cmくらいの、寝ている私の仮眠ベットの端のところまでそれが近づいて、その時それの顔は、鼻の孔の空いていない鼻と、瞳のない白目で笑いもせず無表情なまま私の顔のすぐ近くまできていました。
お経を呻きながら口走り、必死に意識をはっきりさせようとして、体の自由が戻った時の時刻がとってつけたような午前三時。


私にはこんな作り物のようなことは起きないと、思い込んでいたのでしょうか?


それでもまだ私は「あれは霊じゃない」と思う気持ちがあるんです。
疲れだとか、何かの物理的な原因があってそう見えただけなんじゃないか?と。


今まであれはホテルにはいなかった。
誰かに憑いてきたものだとすると、憑いている対象の側を離れて事務所にくるだろうか?


理屈などで説明できないものもある、としても。
第六感ですか。
私にはあれが、自分の見えていたものが、霊によるものだと思えない何かがひっかかってます。


呪い?
それならまだ理解できますね。