前に勤めていた職場は半数が鬱で治療中の人達だという、人間関係のストレスがとても強い職場でした。そこで一人だけ一緒に食事に出かけたりする年上の奥さんがいました。

お互いに職場の人間関係(私はベテランパートさんのパワハラとその子分のような美人ママさんがまったく仕事をしないで押し付けてくるのでたった一人で午前中分の仕事を二時間でしないといけないムチャで、奥さんのほうは上司の職場内でのえこひいきで)困っていたりやめることを決めていたりという共通点がありました。

お互いにその職場を去った後にも町中で声をかけてもらうことがありました。

段々と奥さんの表情に気持ちの変化を感じ取るようになり、距離を置くようになりました。

私はフルタイムでホテルの仕事をするようになり、奥さんは辞めた職場と同系列のところでパートをすることになっていて。

仕事という共通点がなくなると、奥さんは妻であり母であり、私は独身で年下で。
彼女にとって私は共有するもののない人になってしまったのでしょう。

つまり、元々同じ職場になることがなければ言葉を交わすこともなかっただろう人と、一時期であっても親しくすることができた。これは出会いのプレゼントですね😊