七輪お姉さん

日々のつぶやき

元々ホテルにいる霊達

ほぼ同じ時間。
深夜午前三時半少し過ぎ。
事務所の中で"ノイズ"が聞こえて目が覚めます。
怖がりな方ですと怖いのでしょうけれども、私は怖いというのは感じないです。


早送りの音声みたいなんです。
だから"ノイズ"と言うことに。
何人かが話している、とても早口で、聞き取れない早さで。
何人かが集まって一緒に何かを話しているんです。
早送りの音声のようにしか私の耳には聞こえません。
けれどそれはささやかではなくて結構大きな音なんです。


始めの頃はコピー機の作動音なのかな、と。そう考えていました、寝ぼけながら。
ある時目を開いてコピー機のほうを、暗い事務所の中で目を開いて見ました。
コピー機はFAXの作動もしておらずコピー機のライトはついていませんでした。
でも"ノイズ"は聞こえ続けます。いつも午前三時半少し過ぎ。
私が目を開いて見ていても聞こえ続けます。早送りの音声のような音は止まりません。
少し時間が立つと静かになります。


毎晩ではありませんが週に一度は必ず起こります。


コピー機のほうであったり、反対側のなにもない壁のほうからであったり。


もしかすると、あれは霊ではなくて。妖怪と呼ばれるものの類なのかな?
稀に見えることがありますけれど普段見えることはなくて聞こえるだけなんです。
稀に見えた時はいつも人間の姿をしていません。
天井半分くらいの大きさの真っ黒な大きな蜘蛛だったり。
天井の神棚の側で長い脚を動かして動いていました。
あれはちょっと怖かったです。