七輪お姉さん

日々のつぶやき

母のこと

母は私の部屋で眠りますから、いつも食事の後は私のベットに横になってテレビをつけています。私が仕事に行くまで母はうとうとしながら話しかけてきます。


昨夜、「もう長生きなんかしたいと思わない 膝が痛くて出かけることもできないし仲の良かった友達も死んでしまったし生きてても楽しくもないよ」とつぶやきました。


父が亡くなって、私も色々なことを考えたり思ったりするのですが。母も家族の死、夫の死で命の儚さだとか亡くなる人のあっけなさ、頼りなくなる生き物としての自然な筋道、孤独などを思うのかもしれませんね。


仕事から帰って母に朝ご飯の支度をしてから、「私には膝の痛みをわかってあげられないけれど仕事中に色々調べてみたらね、人口膝関節置換手術でなんと90歳の人でも歩くのがつらくなくなっている例もあったよ、手術は200万から300万、三割負担なら60万から70万、高額医療制度を通せば10万円くらいの実費負担で手術できるみたい。人口膝関節で障害手当が年間60万円貰えたりすることもあるらしいし。ただ痛くてつらいのを我慢して諦めないほうがいいんじゃないかなぁって思ったよ〜。いざとなったらそういう選択肢もあるって覚えておこうよ。」と話しかけてから、まずは母さんが行きたがっていた整骨院に毎週、週一度マッサージに通院してみよう、私が送り迎えしやすい金曜日を整骨院のほうに相談してみるから、と言うと母は嬉しそうでした。


私はメニエールと偏頭痛のつらさしかわからないですからね。これは母の膝のように慢性的な痛みではありませんから。


なにより母は私と違って社交的なのです(●´ω`●)
家の中にいてばかりは、母にとってストレスだと思っていますよ。
私は一ヶ月誰とも会わなくても全然平気ですけれど、笑


外にね、出してあげたいです。
母は誰かと話している時が一番楽しそうですから。


私が夜勤をしているから。
本当はご近所の人達とも交流したいのを我慢してくれているのだろうと思っています。


父が亡くなってから、私が家族を守り、養う立場になりましたから。
なんだかんだいつも家族のことを気にかけています。
一緒に暮らしていれば、見えるものも多いのですから。
昨夜のように耳にしたことからも母の気持ちが伝わってもきますし。
人の命もそう長くはないから、知らないフリはしたくないんですよね。
できることってたいしてありませんからね。ほんとに僅かなもんなんですから。