亡くなった後も
してあげられること、いくつもあるんですよ。
確かに、私は父さんが生きているうちになんにもしてあげられなかったという自責の気持ちが自分に突き刺さっています。
本当に、父さんを最後まで受けとめてあげられなかった、という。
でも。
父さんは病気で、衰弱して、老衰で、最後を迎えた事実。
誰かに殺されたのではない、戦争で命を散らしたのではない、事故に巻き込まれたのではない。
父さんよりもやりきれない最後を迎えた人達はとても沢山いることでしょう。
私が自分のことを責めるのは私の身勝手です。
気が済むまで自分で自分で刺していればいいです。
誰の為にもならない身勝手なんです。自己満足にすらならない。
でもね。
亡くなった父さんの為にしてあげられること、あります。
色々な手続きや法要。
相変わらず私の周りにいるらしい父さんに話しかけてあげること。
残った母さんを支えてあげること。
わたしなりの幸せな人生を送ること。
悲しくて泣くことがありますけれど。
泣いてばかりで終わらせる為に、産んでもらったんじゃないでしょうからね。
生きなくちゃ。
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