七輪お姉さん

日々のつぶやき

昨夜は疲れていて

出勤前、一時間くらい寝てから仕事に行きました。


仕事中はいつも通りにできて良かったです。


今日は帰宅する前にホームセンターで父に必要なものを買い、帰宅してすぐに食事をして、母を母の実家まで送ってから入院中の病院に行き看護士さんに渡して少しお話をしてから家に帰りました。


父は看護士さんにコーラを飲みたい、飲ませろ、のようにわがままを言っているようです。私が笑顔で「そんなわがままを言う元気がある、とわかって嬉しいです。いつも優しくしてもらっているからわがままも言えるのでしょうね。ありがとうございます^ ^」と話すと笑顔で「ご家族次第です。こちらもありがたいです。わがままを言う元気、と思ってくれるご家族もいればそう思えないご家族もいますので」とお話してくれました。


父は飲食にわがままな人ですから。
認知症以外の入院の時には毎日入院中の父に料理を沢山作って持って行きました。
今回はこれまでの入院の中で一番楽でした。次は遠くの病院になるのでもっと楽になっちゃいます。


「在宅介護に向いているのは、鈍感な人です。
 そうでない人、いつも真剣、まじめに頑張るような人は正確に変化を見てしまいます。
 そして、自分を追い詰めていってしまいます。
 在宅介護に向いている人は、どういう変化も気にしないでいられる人だと思っています。」
 看取り病院の総婦長さんが教えてくれた大切な言葉です。
「私も自分の母の時、最後は施設にお願いしましたよ」とも言ってくれました。


私も、残念ですが。
入院する前に、自宅で父が息を引き取れたら理想でした。
入院しているうちに、父はもう家族だけでは介護のできない状態になりました。
そして、この状態が何ヶ月続くのかもわかりません。
私達家族は、父を看取り病院にお願いすることに決めて、そして運良く受け入れてもらえました。


「最後は施設にお願いしましたけど、それまで母の為に寄り添って頑張っていたことで後悔しないでいられます。後悔。後悔しない、というと違うのかもしれないですけど。でも自分が寄り添っていた時のことで、いつかそれでよかったと思える日がきますよ。信じてください。」ともお話してもらえました。


今は、嬉しかった時や、涙が出てくる時、混じり合っています。
勿論、気持ちの整理はできませんし。


でも、信じます。
いつか私にも、寄り添って生きてあげようとしていた時を、それでよかったんだ、と思える日が来ることを。