七輪お姉さん

日々のつぶやき

看取り専門病院への電話と

今日は午前中に、まず看取り専門の病院に転院の相談に伺いたいことを電話で尋ねてみました。来週月曜に相談に乗ってくれることになりました。その時に入院診療書と保険証と介護保険証のみっつを用意してきてほしいと教えてもらいました。


次に父の面会に行きました。

父はやはり私と会うと元気になってしまいます。

母には素っ気ないのですが、私には甘えてしまいます。

私には「まだいくな、ここにいろ」と言って中々帰そうとしなかったので、看護士さんが「もうお食事の時間になりますからね、また今度お会いしましょうね」と言ってくれました。


月曜に私に会ったことで、また生きる執念が強くなったようです。


気持ちに付き合わされる、父さんの弱り果てた体が不憫です。


看護士さんから「娘さんと二人でお話が」と言われて、今の状態や退院後に娘さんはまだ自宅で介護しようと思われているんですか、、?と聞かれました。私はもうそれはできないです、体のほうはどんなに大変でも尽力してあげようとできます、でももう心が耐えられないです、毎日目の前で弱っていく父を見ていくことに私の心が耐えられそうにありません、と正直に話しました。看護士さんは、それでいいと思います、少し離れていて、時々会いにいきながら看取る、それはいけないことじゃないです、と優しい目で話してくれました。


きっと、認知症に特化している病院ですから。

看護士さん達も、認知症患者とその家族への緩和ケアへの意識が高いのだと思います。


色々な記憶や感情が抜け落ちても、まだ私の優しさを求める父さん。


一緒には、暮らせないです。


父一人、子一人、の、二人だけの生活だったら、最後まで無理もしたと思います。

自分がどれだけ無理をしてもそのことを受け入れなかっただろうと思います。

私は自己犠牲の強い性格をしてしまっているから。


でも私には母もいますから。

まだ燃え尽きて死んでしまうわけにいきません。そんなのだめです。