七輪お姉さん

日々のつぶやき

痛いです

仕事に出ると痛みが強くなります。

今日また病院に行ってきたのですが、父に必要なものを届けて、職場のほうでコロナ感染が出たので念のために今日は病棟には入らないで帰ります、と話した時に看護士さんから「腰のほう、良くなってきましたか?」と聞かれた時にも仕事に出ると痛みがまた強くなってしまうようですと話したところ「力仕事ですか?」と聞かれました。


いいえ、まったく。

ほとんど事務所で座って仕事をしています。

それでもお客さんがインロックしたとかなんだかんだで歩いたり階段を移動するので腰の関節あたりに痛みがきました。


仕事にはキャリーケースで出勤して、持たないで転がして移動しています。

腰痛用のクッションまで持参して。


昨日、宿泊客の一人が家族が感染したので突如チェックアウト、ということがありました。

私の仕事は全国の人達が入り乱れるので、感染しないようにいつも気をつけてはいますが見えないウィルスが相手なので不安はきりがありませんね。


両親の事を考えて、コロナ初期は仕事を辞めることも悩んだりしました。


父の心の中から自我が欠け落ちていくことに私は心の痛みを抑えられます。

感情を言葉にすることができなくなって、意識がぼんやりとしていく父。

あんなに周辺症状が強烈だった父が乾いた木の人形のように静かになって。

寂しい、とか。悲しい、とか。

そういう気持ちが抜け落ちていきながら、最後が訪れる。

花からはなびらが抜け落ちていくように。

枝から木の葉が風で抜け落ちていくように。

父の心の中から、欠けるべくして欠けてゆく気持ちと記憶。