七輪お姉さん

日々のつぶやき

新しくしたほうが良いことも

このように深夜から朝のオープンまではフロントにシャッターをしてあるホテルも増えてきています。無人ホテルやセルフチェックのホテルなども。


ここまでの改良ができずともせめてカードキーにしてルームキーは完全に客側の自己責任に線引したほうがトラブルの元が減ると思います。


ここ数ヶ月、夜勤のグループも毎週のようにあり深夜に出入りすることが増えました。


警察はチェックインの忙しさをわかりません、知りません。
夕方から夜にかけて「二人いるのなら必ず説明ができるでしょう」と言いましたがそんな生易しいものではありません。
二人いても、それは二人だけということでもあります。
二人だけでグループのチェックインもあればそれと同時に内線があったり電話があったり、そしてホテルで夜お弁当などを頼んだ人達にはそのお弁当の準備をして客室に届け、温泉の切り替え掃除などもします。トイレがつまった、電気がつかない、ボットが、テレビが、無料の放送サービスが、wifiのパスワードは、ティッシュがなくなった、寒い、暑い、諸々のことでフロントを呼び出す人達。


それに加えて旅行割引中は確認事項、説明、クーポン発行はいちいち日付を記入、そして一日ずつクーポンを連泊の人にも渡すように義務づけられたのでその記入表にも記入。


以前は夜外出する人には必ずルームキーを説明してから持たせてありましたがその余裕がなくなっているのでしょう。それに昨夜の人は夕方六時に外出していましたのでスタッフはまさかそんな深夜まで飲んでくると思わなかったのでしょう。夕方六時から深夜一時過ぎまで飲んでいればあそこまで厄介な出来上がりかたになっても不思議ではないですが。


法的には夜勤は必ず二人以上、でも実際には一人。
夜勤の休憩をなくして24時間対応できるようにするか、ルームキーに設備を新しくするか、セキュリティーに関していつまでも今の古いやりかたのままではいけないのは警察やお客のいう通りです。


昨夜の人。めんどくさいタイプでした。
いちいちスマホで写真を取ったりLINEで彼女にビデオ通話をかけて「はい、証人です、今私は自分の主張を確認する証人を用意しましたー!」と大声でおおげさに騒いでいました。彼女のほうはそんな夜中でも普通に「えー 警察? ちゃんと警察には静かに話して穏便にね」と話していました。良いところがあります、昨夜の人、彼女にそう言われた後は少しおとなしく話すように変わりましたから。私個人としては「そのスマホであなたのお母様とお話させていただけますか?」とお願いして、どういった子供で、教育過程や社会人になってからのこれまでのことをお聞きしたかったです。根っからのバカや悪党とは思えませんでしたし。


あんな風に大騒ぎしていても本心を隠す人に見えましたし。
あの人の人格形成に少し興味を感じました。
失敗と成功が大きく分かれるタイプ。
当たればデカい、そういうタイプかと思います。


警察のいる間、「では部屋で休みます、お姉さん! あんたは悪くない!悪いのは会社だ! おやすみ!」と言って握手しようと手を伸ばしてきた時も彼は笑顔でしたが廊下にアイスクリームを投げ捨てたそうです。笑っていても笑っていないタイプだと思います。


根には持たない、引きずらないタイプかと思いますが。
変わった人も色々見てきていますが粘着質ではない気がします。