七輪お姉さん

日々のつぶやき

忌引の許可を貰いました

よかった・・。
正直今具合が悪いです。吐き気がしています。吐きそうです。


明日は斎場のほうの用事と、母の通院の送り迎え、父の迎え、母を実家まで乗せていって火葬に必要な準備を整えて。


寝不足のまま、これらをこなしてまた夜勤をそつなくやれるか不安でした。
フロントの皆には負担をかけてしまうことが申し訳ありません。ふぅ・・・。


どこのホテルも必要最小限、あるいは足りてない状況で回していると思います。
病気や不幸事があると場合によっては売上を減らすことになります。
フロントの緊急事態はどうにかできるんですが、売上を減らさざるを得ないのは掃除スタッフの欠員です。部屋を掃除しきれない事態になるので売上客室数を制限かけて減らすしかないです。


それでも掃除スタッフの求人は中々うまくいっていないです。
仕事がきつすぎてすぐに辞めてしまう人が多いですから。
家庭の掃除とは異次元の世界です、ショックを受けてしまうのは自然なことです。
外よりも汚くする人達もいます。
そんな荒廃した状態の部屋を30分以内にリセットする、どんな小さなものでもお客さんから「ホテルの部屋にあるはず、忘れてきた」と連絡が入れば探すことも追加になります。
ひとつひとつの部屋にトイレもバスもある部屋をみんな毎日頑張って掃除していても、「テントウムシが部屋にいるなんて信じられない!!」と騒ぐ人がいたり、自分が窓をあけて入ってきた蚊のことを「なんで殺虫剤がないんだよ、どうしろっていうんだよ」と絡んでくる人がいたり、「窓が汚れてます」「蜘蛛の巣がありました」そういうことも注意されたり。


繊細な心の持ち主に掃除スタッフの仕事は決してできないはずだと思っています。
繊細でも気にしないようにできる人っているでしょうか?
かよわい心が荒廃した部屋と無神経な人の言葉に平気でいられるでしょうか?


私は掃除の求人でやってきた人達が朝、とても申し訳無さそうな声で「すいません、もう辞めさせてください」と二日目とか三日目にホテルに電話してきた時「はい、掃除の仕事はきついですから。元気を出して次のお仕事を頑張ってみてください」とお話しています。