七輪お姉さん

日々のつぶやき

今週の仕事は疲れを感じます

私は高級ホテルなどではなく地方のビジネスホテルに勤務しております。平日は常時満室、二週間から一か月先までは予約が難しい、そういういつも忙しい毎日です。今週のように祝日が挟まる時は、何故なのかいつも疲れを感じます。仕事量が普段よりは負荷が少ないのに、です。不思議です。


今週は困ったちゃんがおりました。不倫連れ込み発生と、女性と一緒に泊まりたいのでチェックインで突然「シングルふたつにして。できるはずだ」と言い張った県立病院勤務のお医者さん。シングルの空きはなく、なにをもって「できるはずだ」なのか意味がわからないですね?担当した女性スタッフ達はメンタルの負荷が高かったそうです。医大のお医者さんを病院側が予約してくるので当然シングルひとつの予約です。ところがシングルの空きはありません。「できるはずだ」と言われても空きはございません。なのでひとつだけ空きのあったツインに変更したところ、女性の分の料金は払いたくないと言い出した、というのです。「お医者さんなのにお金がないわけじゃないでしょうに・・・。無理を言ってきた上に払いたくないと言い出したのには驚きました」とスタッフが不愉快な表情で話していました。


他のホテルでは部屋を販売するために連れ込み目的でシングル2部屋を取り片方の部屋だけを使うお客さんを暗黙の了解をしているところもあるそうです。競争の激しい地域などではそういうことをしているそうです。しかし私の勤務するホテルは社長達が連れ込みなどのいかがわしい利用を潰す努力を続けてきているのです。


グレイゾーンのお客様は記録してあり、必ずフロントを通過するフロアに宿泊させるようにもしております。監視カメラでも監視しています。「金を払えばいいだろ、その分」と平気で言う人もいますがお断りしております。そういう積み重ねで私達のホテルは質の良いお客様が多いホテルになりました。


厄介な人は稀なので目立ちます。


「お客様は神様だ」のカルト信者の皆さんは化石のようです。あまりにも時代遅れなのです。ホテルには宿泊を拒否する権利もあります。他のサービス業にも客の横暴から店を守る法律もあります。