七輪お姉さん

日々のつぶやき

記憶に残る珍問答

時間も時間でしたけれども。
とある女性S藤さん。濃いキャラクターの方でした。
遠路はるばるFBで見つけた年下男性と不倫にやってきていました。
彼女の担当をしたマッサージ師さんから聞きましたけれど。
ホテルのほうにはこちらの地方の彼に会いにきています、と言っていました。
これだけでも濃いのですが宿泊中に苗字が三回変わったり。
つまりは嘘で固めている女性でした。


そのS藤さん。
深夜三時に電話問い合わせ。
「今 ネットからそちらのホテルのHPを見ているんですけど~ 私の予約している宿泊中の料金を初日から一日ずつ教えてください~ そしてその合計もです~」
まずこれを三回繰り返しました。
教えても教えても「聞いていて忘れちゃったので また一日ずつ料金を教えてください~」なんです。
「S藤様 ネットからHPを見ていらっしゃるんですね?」
「ええ そうです~」
「HPに料金は記載してありますが?」
「今 スマホで電話しているからめんどくさいじゃないですか」
「ただいまフロントはクローズタイム中です。
 オープンタイムになりましたらこちらからご連絡いたします」
「あなた とても感じ悪いわ」


いや、待ってくれよ、と苦笑いしました、笑。


S藤さんはカード決済だと個人情報が知られてしまうのを嫌がっていつも現金精算でしたからホテルからメールで詳しい内容を教えることもできません。宿泊中も暇つぶしのような内線をこういう真夜中の時間帯にかけてくる人でした。


翌日ホテルに、電話した時の対応が感じ悪かったです、と電話してきた、とスタッフ達が苦笑いしています。「S藤さんの予約は入れなくてもいいし、気にしなくていいと思いますよ」と。彼女は宿泊日程が一日ずつ延長するのを二週間も続けたり、支払いを延ばしたりでホテルにとっては困ったちゃんでしたから。


うちのホテルは常に満室状態だったので追加延長が困難だったので、ホテルを困らせるお客さんだったわけです。掃除のやり方にも他の人から言われたことのないやりかたを要求したり。