七輪お姉さん

日々のつぶやき

報告書が終わりました

警察官が男性を連れて行こうとしている時に男性は心臓の病気のこと、苦しい、助けて、と訴えたそうでした。あの後一時間経ってもずっと玄関の内側で三人が説得しているようなまま、男性は大きな声で話しているまま。そして救急車がホテルに到着しました。みんなで男性に病院に行くことを説得し、ホテルを退去したのは三時近くでした。


ですが、紙おむつを着用していた男性は最後に挨拶をしてくれました。申し訳無さそうに、「迷惑をかけてすいません、これ以上迷惑をかけません、病院に行きます。もし生きていたらちゃんとお詫びにきます」と私に言ってくれました。「死んじゃ、だめだよ! 元気になって会いに来てくださいね」と私は男性に言いました。


東京にずっと働きに出て、年老いて田舎のほうに戻って。家族もいない、親戚ももうどうなったのかわからない、そう救急隊員さんに話していました。お金にも困っているようでした。


やはりまた、税金を旅行の割引にばら撒くことへの不信感が強まりました。旅行ができる人よりももっと本当に困っている人達の救済に使うべきだと思うのに。