朝からずっと私の具合が良くありません。
なので洗濯と買い物と食事の支度くらいしか家事をしていません。
掃除もしたいのですが具合が悪くて優先度の下グループは控えてます。

父は相変わらずです。
それでも親としての本能のカケラが働いているようです。
Jちゃんの散歩をしてあげようとしてくれています。
しかし父はボケていますので、散歩中にも別のことを始めてしまい雨や雪が降っていても家の中にすぐ戻らずうろうろしています。結局私がJちゃんと父を家に入れないといけません、笑

できなくなっている父。
けれどやろうと頑張る父。

無気力になるともう生命を維持できなくなるでしょう。
なのでこんな風に気力があって、何かをしようとする父を見ていると、死にたくないんだなぁ、生きていたいんだな、と父の気持ちを覗き見たような気持ちになります。

今日は体に保湿クリームを塗ってあげました。
皮膚が乾燥して痒がりますからね。
保湿魔の私は色々なものを持っています。
クリームも色々持っています。

父が空に羽ばたく日はずっと遠い先のことではないのです。
ほんの少しだけでも、優しい思い出があるほうがいいです。
今日は父にクリームを塗る時に「父さん、死ぬときには笑って死ぬんだよ。最後に笑って一生をおしまいにすればきっと天国に行けるよ。父さんをかわいがってくれたおばあさんが迎えにきてくれる、父さんは迷子にならないよ、きっとね。」そう話していました。