七輪お姉さん

日々のつぶやき

女のカンならぬ娘のカン

まさか、と思いつつ。


懲りずに、あれだけ認知症が進んでいても、父は親しくする女性を作っているような気がします。


ただのカンです。


心ここにあらず、というのは元々認知症の症状でもいつも見えていましたが。


そう、本当にただのカンなんです。
なにか、ピンと、くるのです。


細々したことはあるといえばあるんですけれど。


この数日、母にはよくキレて悪態をついていますが、それと別の時には妙にウキウキしてるんです。今日はこの何年見たこともない姿を見ました、出かけようと玄関に向かう時に歌いながら歩いていくんです。それもとても浮かれながら。


最近お金の使い方が前より大きくなっていたり。
私に対しては卑屈とも思えるほど優しいんです。嘘くさいくらいに。


さっき、Jちゃんの夜の散歩で庭に出たら、二階から父の話し声がするんです。母と話している様子には結びつかないとても優しい話し声です。ん?と思って、家に入ったら聞き耳を立てようとしましたけれど玄関の中に入ったら二階は静かになりました。


ボケたじいさんの小銭目当てのおばあさんでもできたのかな?


そうなるとデイサービスに行きたがらなくなるでしょうから、少し問題です。
それと、妹は私以上に、だらしない人間を嫌うので。
あの状態でもまだ外に女を作ったとなれば、もう修復不可能な深い溝になると思います。


これまでにもずっと浮気し続けてきて家族に迷惑をかけてきても「俺がなにをした、ただの友達だ、仮に俺が浮気をしたからってそれがなんだ、俺はおまえ達になんの迷惑もかけてない、大人のすることだ」と言ってきた父です。


私のバイト先にあがりこんでくる女。
おばあちゃんやまだ小学生の妹のいるこの家に怒鳴り込みにきて「放火してやる、おまえらみんな苦しめ」に始まり散々汚らしい罵倒を私にした女。
いつも車に二人乗って出歩いていたから毎日のように母さんは沢山の人達から「またあの女と一緒に車に乗っているのを見た」と言われて傷ついて。


なにが、なんの、迷惑もだ!!と、笑


今でも。妹は父とは口をききません。
私に怪我をさせたことを許せない、と話していました。
法律がなかったら殺してやりたい、と。
母の血でしょうか、妹の中には激しいものが流れているようです、笑。


家の中のことって見えないですからね。
時々想像します。
よそのお家もこんな風に、次々ドラマみたいな展開なのかなぁ?って。