七輪お姉さん

日々のつぶやき

おはようございます

週末は十分な睡眠を得られません。
認知症の父ですのでいくら話しても忘れてしまい、私がJちゃんの為に一緒に眠っているお茶の間に、言ってある時間より二時間早くやってきます、苦笑。


それでもまだうちは夜中の徘徊が起きていないのでましなのかも?


介護施設で働く方達も「寝たきりは楽だ」というのがわかるような気がします。


今朝、父は「これから車検に車を預けに行く」と朝八時前に出かけようとするので止めました。そんなに早くに行くのは迷惑だよ、と言っても「そうなのか? 誰かいるだろ、かまわねぇ」と言うので気をそらさせて時間を稼ごうと思い、朝ご飯を食べてから行くほうがいいよ、と話しました。父は食べるのにかなり時間をかけます。30分以上も食べています。


最近は自分の食事の準備も時間がかかります。
椅子に座ったまま動こうとしません。
このまま全て自分でできなくなるのが怖いので誘導しています。
「はい、できることはやろうとしようね」と。


昨夜は出張から夜遅くに帰ってきて、妹は部屋で泣き出していました。
「朝六時から仕事に向かって夜十時まで・・・。
 私は営業は向いてないのに。事務がしたい。
 営業の仕事からはおろしてくださいって言ったのに。
 来月も三件泊まり込みの出張をいれられてる、もうやだ」等など。
優秀で責任感が強くて繊細な妹は、社会に潰されやすいタイプです。
そして涙で腫れた顔で小さな声で、
「仕事をやめたら一緒にこの家から遠く離れたとこに行こう。」と言いました。


心配しながらも、私は笑いそうになって笑いを押し殺しました。
だって心の中で「なんでそういうドラマみたいな展開がやってきちゃうのかなぁ!」と思ったから。


父の認知症、それに伴って母にも異変が起きてきていて、そして過労からの妹の逃避欲求。


次はなに?っていう笑いを押し殺しました。